以前に本ブログで、様々なAPIが公開されていることを取り上げました。
http://toaruit.hatenablog.com/entry/2018/05/30/012828
今回は、最近時々聞くAPIエコノミーなるものについて取り上げたいと思います。
そもそもになってしまうのですが、エコノミーとはどのような意味になるか、まず調べてみました。直訳すると概ね「経済」となるのですが、もう少し深く意味追っていくと秩序や統治といったものが語源になるそうです。
【imidas エコノミー】
https://imidas.jp/genre/detail/L-101-0075.html
さて、APIエコノミーでいうところのエコノミーの意味合いですが、経済圏やルールといったものが内包されている感じがします。いくつかの記事でAPIエコノミーについて解説されてますが、考え方としては下記の記事が個人的にしっくりきます。
【繋ぐことで生まれる「APIエコノミー」の衝撃 Uber、FinTechを支える新・経済圏とは?】
https://toyokeizai.net/articles/amp/107473?display=b
APIエコノミーはAPIを使って他社の「ビジネス」を呼び出す、という考え方が大事なのかなと感じます。他社と協業などするときは従来、利益の配分とかトラブルが発生したときの責任とかを明確化して、契約書に残していきます。APIエコノミーは極論、協業相手にAPIの使用許諾さえ与えれば成立するので、いろんな企業とAPIを通じて手軽にコラボできるわけです。
ただ、手軽にコラボできる世界を実現するには、まだ課題があるかなと思います。下記の記事の通り、セキュリティ面であるとかAPIの使い勝手が挙げられます。
【APIを利用したエコシステムの構築を阻む壁は何か?】
https://codezine.jp/article/detail/10938