とあるIT屋の独白

ITや経営について主に書きます

正しいって何だろうか

2018年ももう終わりますね。みなさんにとって今年はどのような年でしたでしょうか。私は転職したり色々な人と会ったりで慌ただしい一年でした。
さて人の行動が正しかったかどうかは、その後の結果を見ないとなんとも言えません。ただプログラミングは正しくないと動きません、即座に結果がわかります。しかしながらプログラミングから生み出されるサービスは、それが正解かどうかは世に出してみないと何とも言えません。なので、以前に紹介したリーンスタートアップのように、早く世に出して有効性を試してみる、という手法が必要となってくるわけです。
http://toaruit.hatenablog.com/entry/2018/03/20/002203

ただ、とりあえず作ってみるにしろ何が正解であるかは、正直見当がつかないと思います。そうなった時には何が正しいかよりは、そもそも何をしたいのか、何を表現したいか、といった自分どうしたいの?、といった方が重要視されるのではと最近感じています。下記にオードリーの若林さんの記事なのですが、斜に構えて思っていないことを口にするよりは自分が本来的に面白い・好きと思うものに、価値観を置くようにしているといったことが語られています。

【オードリー若林「もうすぐ、マウンティングがダサい時代が来る」】
https://gendai.ismedia.jp/articles/-/58207

自分が楽しいと思うことや価値があると思えることは、人それぞれ違うと思います。ただ、それを変えてまで何かを成し遂げようとするとどこかで無理が出てくるので、自分性格のようなものを理解することは大事と感じます。
理解するための一つの手法としてはエニアグラムによる分析が挙げられます。エニアグラムでは『人間は生まれながらにして9つの気質のどれかに属し、しかもそれは一生涯変化しない』と言われています。なので自分がどこに属しているかを理解し、どう生きるべきかといった指針を立てることが、成功にもつながるのかなと思います。

【【9つのタイプ】気質はホルモンバランスで決まる?】
http://www.enneacoach.com/wp/blog/%E3%80%909%E3%81%A4%E3%81%AE%E3%82%BF%E3%82%A4%E3%83%97%E3%80%91%E6%B0%97%E8%B3%AA%E3%81%AF%E3%83%9B%E3%83%AB%E3%83%A2%E3%83%B3%E3%83%90%E3%83%A9%E3%83%B3%E3%82%B9%E3%81%A7%E6%B1%BA%E3%81%BE%E3%82%8B/

最後に紹介するのは私が敬愛するMatzの記事。彼がどういう思いでRubyを作ったか。そして幾多のお金をかけて開発したシステムが消えていき、趣味から始まったRubyはまだ残っている、この現実をどうとらえるか。ITエンジニアの働き方やその志向も、今までこうするのが正解、と考えられていたところから徐々に変わっていくような気が個人的にしています。

【「社会的責任」からじゃない。趣味でつくって、おすそ分け。】
https://wired.jp/waia/2018/01_yukihiro-matsumoto/

自分の特性や気質を加味しつつ、来年はどのように生きるべきかというのを、年末年始でゆっくり考えていきたいと思います。2018年良い年であった人もそうでなかった人も大丈夫、2019年がそろそろ来ます。