とあるIT屋の独白

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ロードマップについて考えてみる

仕事に携わっていると一度は「ロードマップ」を、目にしたことがあるでしょう。そこには企業や製品の将来方針が掲げられていて、夢などふくらむことがあると思います。
ただ、このロードマップについて位置づけが少しあいまいで、そもそも達成すべき目標を書いているのか、願望を書いているのか、実際の仕事にどう落ちてくるかなど、調べてみました。
まず、一口にロードマップといえど、その位置付けは多様で、未来予想図としての位置付けや目標管理として用いられることもあります。下記のWikipediaのページにわかりやすくまとめられています。

【ロードマップ】
https://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%83%AD%E3%83%BC%E3%83%89%E3%83%9E%E3%83%83%E3%83%97

 

書かれているロードマップ内容の位置付けをざっくり把握した上で次に考えることは、これが果たして使えるかということ。使えるロードマップとは何かと考えたときに、下記の記事が参考になります。

【使えるロードマップと使えないロードマップ】
https://tech.nikkeibp.co.jp/dm/article/COLUMN/20080214/147411/

 

この変化が激しい世の中、数年後の未来を予測するのも困難です。ただ、ロードマップを作成するという過程は、関係者の意思を統一するために意義があるといえるでしょう。
さて、このロードマップの代替として下記記事ではGISTプランニングというものが紹介されています。どちらかというと、アジャイル的な感じでゴールを定め、プロジェクトを進めるやり方です。

 

【製品ロードマップの使用をやめて、GISTプランニングを試すべき理由】
https://postd.cc/why-i-stopped-using-product-roadmaps-and-switched-to-gist-planning/

つまり、一度定めたロードマップを変えないのではなく、イテレート的に都度ゴールの結果評価をしながら計画をたてていくような感じかと思います。