昨日は上野の夏祭りパレードを見に行ってきました。いろいろなパフォーマーのみなさんが出演されていて、見ていて楽しかったです。
さて、今日取り上げるのはHashiCorpという会社。DevOpsのインフラに関わっている方なら知っているかもしれませんが、ITに関わっていない人はほぼ知らないと思われます。HashiCorpはDevOpsを実現するツール群を提供している会社です。
どんなツールを提供しているのかは、下記の記事に分かりやすく整理されています。
【コード化でDevOpsを支えるHashiCorpのツールと開発背景】
https://thinkit.co.jp/story/2015/03/05/5671
各ツールを運用のフローにマッピングしたものが、下記の紹介サイトに記載されています。
【HashiCorpとは】
https://www.creationline.com/hashicorp
さて、なぜ私がこの会社に興味をもったかというと、下記の創業者の方のインタビュー記事からになります。記事中にあるバタフライ効果によるトラブルは、共感できる人が多いと思います。
【はじめにオートメーションありき ―創業者が語るVagrant,Packerを生んだ"HashiCorpのプリンシプル"】
http://gihyo.jp/news/interview/2017/09/2801?page=1
今現在これほどITが普及しているのに、なぜ人手による運用やトラブルが減らないのでしょうか。まだ、ツールが未成熟という面もありますが、それ以上に、人が業務を変えることに力を入れておらず、現状でよいと考えてしまうことにあります。ソフトウェアは人間が行う定型業務をオートメーション化する手段です。人間が意思を持って変えようとしないかぎりは、どれだけよいツールがあっても無駄になってしまうと、私は思います。
人を動かすのは分かりやすいプリンシプル。HashiCorpのTaoにはそれが書かれており、これはITエンジニアが目指すべき指針の一つだと考えます。上野の夏祭りパレードに出演されていた方々も、いかに見てくれる人に最高のパフォーマンスを届けるか、みなさんそういう意思を持って取り組まれていると感じます。ITエンジニアも意思を持って、あるべき理想に向かって自分が出来ることを考えねばなと、しみじみ感じました。
ちなみに、下記の写真はパレードに出演していたヨサコイのパフォーマンスを遠くからとったものです。