とあるIT屋の独白

ITや経営について主に書きます

調整とか人脈とか

少し大きな会社にいたり、大きな会社のお客さんを相手にすることがある人は、いろいろ調整とか大変だなと感じる場面はあると思います。調整が上手であったり社内人脈があることは、会社でそれなりの地位につくためには重要となりますが、かといって調整が上手くなれば、それでよいというわけでもありません。下記の記事のように、調整によって本来やりたかったことが丸まってしまうということも起きるわけです。

 

【偽物のリーダーは「調整」を好み、
本物のリーダーは「調整」の負の作用に目を凝らす】

http://diamond.jp/articles/-/155463

 

新しい製品やサービスを形にする上で、調整によりスピーディーな取り組みが出来ない、ということもあると思います。テスラでは自分が必要とする人材にダイレクトにアクセスしてもよい、という通達がイーロン・マスクから出されてたりします。

 

【テスラCEOが全社員に宛てたメールの中身】

https://toyokeizai.net/articles/-/212417

 

そして、社内に人脈を持っているのに越したことはないのですが、仕事での関係は利害が絡んでしまうため、下記の記事で言われている通り、もろいものなのかなと感じます。社内だけでなく社外に目を向けて、人脈を作る活動も長い目で見たときに仕事にも活きてくるので大事なのかなと思っています。

 

【「ちょっとウザい人」が出世していく理由】

http://president.jp/articles/-/24585

 

2018/5/16---------------------------

【パスワードはどうなるのか】

おそらく大抵の人は、多かれ少なかれ複数のWebサービスを使用していて、パスワードもサービスごとに設定していると思います。すべてのサービスで別のパスワードを設定するのは、やはり管理しにくくなるので、ある程度同一のものを使い回す形になってしまうだろうなと感じます。

さて、そんなパスワードですが総務省が今年になって、運用の指針を変えて、パスワードを定期的に変更することは逆にパスワードが単純化されてしまうリスクがあるので危険とのことです。サービスごとに使い回しでなく、きちんとしたものを設定することにもふれられています。

 

総務省「ネットのパスワードを小まめに変更は逆に危険」との呼びかけは正しいのか?】

http://news.nicovideo.jp/watch/nw3427976

 

最近のトピックで「WebAuthn」という仕組みがブラウザに実装することで、パスワードではなく顔や指紋などの生体認証で代替するような取り組みがされています。下記の記事に概要が書いてあります。

 

【パスワードに依存しない認証「WebAuthn」をChrome/Firefox/Edgeが実装開始、W3Cが標準化。Webはパスワードに依存しないより安全で便利なものへ】

https://www.publickey1.jp/blog/18/webauthnchromefirefoxedgew3cweb.html