2006年に財政破綻した夕張市、10年程たった今どのような状況下というと、下記記事の通りあまり芳しくないようです。
【夕張市破綻から10年「衝撃のその後」若者は去り、税金は上がり】
http://gendai.ismedia.jp/articles/-/52287
そもそもなぜ夕張市が破綻してしまったかというと、主要産業であった炭鉱の閉鎖と観光資源への投資の失敗が挙げられます。詳しくは下記の夕張商工会議所のページに記載されています。
http://yubaricci.sakura.ne.jp/revival.html
市の借金を返すために、税金等を上げたり市の職員を減らすなどの対応を行った結果、人工がさらに減少するといった悪循環に陥っているのが現状といえます。地方自治体は民間企業と異なり住民の生活基盤を整えるという使命がある以上、借金を返すことを優先して住民へのサービスを極度に削ることは方針としては微妙だったといえます。
【「見せしめはもう勘弁」夕張破綻10年、35歳市長の覚悟】
https://style.nikkei.com/article/DGXMZO03666070W6A610C1000000?channel=DF180320167086
もちろん今後は住民サービスへの投資も行われるとのことなので、状況が改善するか注視したいですね。