とあるIT屋の独白

ITや経営について主に書きます

アジャイル開発におけるドキュメント

システム開発において、大抵の場合は要件定義書や設計書などのドキュメントは残すと思いますが、アジャイル開発を採用するケースではドキュメントは納品物として作成されない場合もあるそうです。もちろん納品物の内容について顧客と認識合わせをせずに進めるのは論外ですが、仕様について双方の合意が確認できるようなドキュメントがないと下記の記事のようなトラブルが発生することもあります。

 

アジャイルだか何だか知らないけれど、ドキュメントがないのでシステムは未完成ね】

http://www.atmarkit.co.jp/ait/spv/1704/17/news012.html

 

アジャイル開発においても、ドキュメントは作成不要というわけではなく、必要なドキュメントは残すべきと思います。ではどのようなドキュメントを残すべきかというと、下記の記事にあるような抽象度を上げたものや、利害調整で使用するものが挙げられます。

 

アジャイル開発でもドキュメントが重要と考える4つの理由】

http://risingsun-system.biz/documentation-in-agile-project-2/

 

もちろん、ドキュメント作成に工数をさくのはアジャイル開発の本質ではないので、いかに効率よく作成するかという観点も大事と思います。下記の記事のようなドキュメント作成とコーディングを並行するやり方も、参考になるかと。

 

【現場から届けるアジャイル開発 (2) ドキュメントを最新に保つ効率的な管理方法とは?】

http://s.news.mynavi.jp/series/agile_developme/002/