とあるIT屋の独白

ITや経営について主に書きます

組織が失敗するとき

日本の会社は現場は優秀だが、経営がいまいちという話は、今に始まったことではないですが、もう少し具体的にどういう点がダメなのかというのを掘り下げてみたいと思います。

まずは、下記の記事をご覧いただきたいのですが、どうしても会社が大きくなるとリスクをとりずらい雰囲気になってしまうということが挙げられます。

 

【現場を知らないトンチンカンな「高学歴社員」が会社をダメにする】

http://shuchi.php.co.jp/article/4008

 

経営層が同じような人であれば、会社側の評価も何か変えるよりもなにも変えない人の方が、評価が上になるという悪循環になるでしょう。

また下記の東芝の失敗に言及した記事がありますが、既に投資してしまったことを覆すことができない、ということも変化に対応できない要因として挙げられています。

 

東芝大失敗の研究 〜組織は「合理的に」失敗する】

http://gendai.ismedia.jp/articles/-/51710

 

こういった過去に投資してしまったものは埋没費用と呼ばれるもので、本来は今より先を考えなければいけないにもかかわらず、過去にしばられて適切な判断がされないことは往々にしてあることです。

 

【サンクコスト(埋没費用)とは】

https://blog.kairosmarketing.net/marketing-strategy/what-is-sunk-cost/