大規模なシステムになるとシステムの運用にあたってルール決めをしなければいけなくて、概ねITILをベースに運用していくことが多いかなと思います。ITILはざっくりいうと、システムの障害や変更時、誰がどのように対応すればよいかを定める為のガイドラインのようなものです。
【5分で絶対に分かるITIL】
http://www.itmedia.co.jp/im/spv/0607/14/news135.html
上記のITILの記事が書かれたのが約10年前で、現在の状況はどうかというとITILで述べられているプロセスのいくつかは人手を介すことなく運用ができそうな感じがします。下記記事に書いてありますが、将来的にはITILに示されていることは自動化されるかもしれません。
【NRI楠真 強いITはココが違う - ITILの掟が無用になる「ソフトウエアの時代」】
http://itpro.nikkeibp.co.jp/atcl/column/15/060800143/110900063/?ST=spleaf
プロセスの自動化というと最近ではDevOpsの取り組みが、話題に挙がることが多いかと思います。開発したものを素早く運用にのせるためには、プロセスの自動化が求められてくる為です。
【DevOpsとは何か? そのツールと組織文化、アジャイルとの違い】
http://www.buildinsider.net/enterprise/devops/01
もちろん、プロセスが全て自動化されていたとしても、ITILの考え方自体は人が理解しているに越したことはありませんが。。