少し前ですが、大手商社の伊藤忠商事がアメリカの投資ファンドに、不正会計を指摘されるというニュースがありました。
【伊藤忠は、本当に「不正会計」をしているのか】
http://toyokeizai.net/articles/-/129452
ファンド側は空売りを仕掛けているので、もちろん株価が下がるだろうと見込んでます。空売りファンドに何故説明しなきゃいけないのかという気持ちもあると思いますが、会計について指摘されてしまった以上は説明責任はあると感じます。
今回指摘されてる点として、投資に対する減損の認識金額が焦点となっています。下記の記事にもありますが今年の1月は大手商社がこの減損により赤字になりましたが、伊藤忠だけ黒字を維持しています。
【不正会計疑惑に揺れる伊藤忠商事、「商社トップ」の裏に巧みな広報戦略】
会計監査的には問題なくても、投資対象の資産価値が減少していれば会計にも実態に近い形で反映させるべきかと感じますが、その点は各社の会計報告にバラツキが出てくるのでしょうかね。。