とあるIT屋の独白

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テストとバグ

システムの開発を行った際は、多かれ少なかれテストは必ず行うと思いますが、今日はそのテストに関して。テストを行う目的は、もちろん本番リリース後のバグを無くすためとなりますが、どんなにテストを行ったところでバグは起きるときは起きてしまいます。どれだけどういう観点でテストを行えば十分なのか、中々難しいところですが、下記記事が一つ参考になると思います。

 

ソフトウェアテストの基礎:ソフトウェアテストの7原則】

https://appkitbox.com/knowledge/test/20121112-6

 

コーディングレベルのバグであれば、最近はテスト自動化のツールもあるのである程度機械的につぶせるのですが、システム間結合やユーザテストの段階になると予想だにしない事象が発生するものです。多いのは認識齟齬や考慮漏れで、そもそもコーディング時に想定してなかったというケースです。こういったバグはテストで全て網羅するのは不可能に近いので、本番リリースまでにどれだけ運用を想定したテストが出来たかという点が大事であると感じます。

もちろんリリース後にバグが発生しないのがベストですが、バグが発生した場合を見据えてすぐに修正できる体制を整えることが重要ですね。