ビットコインというと日本では、マウントゴックスの事件がいまだにイメージが強いと思います。ビットコイン自体はまだ世界中で流通していて、そこで使われている仕組みや技術については、他の応用も検討されています。
では、マウントゴックスの事件で何が問題なのでしょうか、以下の記事が分かりやすく整理されています。
【ビットコインと交換所に関する基礎知識】
http://lite.blogos.com/article/81283/
マウントゴックスの問題は取引所に預けられたビットコインが消失したことであって、預けられているコインの管理体制に問題があったことになります。もちろん個人で持っているビットコインも、盗まれるリスクももちろんあるわけですが。
また、通貨としてのビットコインと技術としてのビットコインは表記上も分かれます(頭が「b」だと通貨で「B」だと技術)。技術としてのビットコインについてはブロックチェーン技術のカテゴリーとなり、下記記事に詳しく書かれています。
【ブロックチェーンの正体】
http://jp.techcrunch.com/2015/10/19/blockchain/
ビットコインを含めたブロックチェーン技術は、ピアツーピアの技術が基となっています。ピアツーピアというと個人的にはWinnyが印象深いのですが、今思うとあの時代としては大変先進的な仕組みでした。違法アップロードばかりが話題になっていたのですが、技術を有効活用できていれば日本がブロックチェーンの先頭をきっている可能性もあっただけに悔やまれます。
