プロダクトマーケティングという用語はちょくちょく見かけますが、そもそもどのような役割かということは気になるかと思います。とりあえずWikipediaに概要が書いてあります。
【プロダクトマーケティング】
日本ではプロダクトマネージャーがマーケティングの責任を持つというケースもあるかと思いますが、プロダクトマネージャーとプロダクトマーケティングマネージャーは厳密には役割が分かれてくるんですね。
スマホの事例でいくとプロダクトマーケティングに成功したのがAppleで、失敗したのがBlackBerryなのかなと思います。以下記事にBlackBerryに関する考察が書いてあります。
【ブラックベリーの緩やかな死に学ぶマーケティングの8つの教訓】
http://www.seojapan.com/blog/death-of-blackberry
スマホの走りといえばBlackBerryなのですが、今や日本ではほとんど使ってる人はいないですね。。エンジニア主導の製品戦略は悪いとは思わないのですが、BlackBerryでは裏目に出てしまったようです。もちろんマイナーチェンジなど行って、製品の改善はしているのですがiPhoneのようなUIに変えることはありませんでした。というよりiPhoneが出た当初は、大方売れないだろうという見解でしたからね。
元Microsoftの中島氏によると、ジョブスはプロダクトマーケティングの天才だそうです、潜在的なニーズを発見するというのは中々難しいです。
【第35回 でっち上げのデモ画面が発掘した潜在ニーズ:Software is Beautiful】
http://gihyo.jp/lifestyle/serial/01/software_is_beautiful/0035
ちなみに、まだAppleの創業時にウォズニアックが作成したPCを売り出す際も、ジョブスはプロダクトマーケティング的なセンスを発揮しています。
【成功者の憂鬱】
http://jibun.atmarkit.co.jp/ljibun01/rensai/adventurer/002/01.html