とあるIT屋の独白

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APIの考え方

先日、Oracle社がGoogleに対してandroidで使用されているJavaに関する訴訟を起こしました。

 

【オラクル、Java関連訴訟でグーグルに93億ドルの損害賠償を請求へ】

http://japan.zdnet.com/article/35080355/

 

APIの使用というのが聞きなれないところではありますが、そもそもAPIとは何かというと、一言でいうと「規約」になります。以下のWikipediaに解説されています。

 

アプリケーションプログラミングインタフェース

https://ja.m.wikipedia.org/wiki/%E3%82%A2%E3%83%97%E3%83%AA%E3%82%B1%E3%83%BC%E3%82%B7%E3%83%A7%E3%83%B3%E3%83%97%E3%83%AD%E3%82%B0%E3%83%A9%E3%83%9F%E3%83%B3%E3%82%B0%E3%82%A4%E3%83%B3%E3%82%BF%E3%83%95%E3%82%A7%E3%83%BC%E3%82%B9

 

で、JavaAPIとはどんなものかというと下記のサイトで公開されています。(私もJava開発やってた時にお世話になりました…)

 

Java Platform SE 8】

https://docs.oracle.com/javase/jp/8/docs/api/

 

今回の訴訟はこのAPIについて、Google側がandroidを構築した際にコピーをしたというのがOracle側の言い分です。もちろん同じJavaですので似たようなものになってしまうのは、いたしかたない感があります。また、もしJavaの開発元だったサン・マイクロシステムズ社がOracle社に買収されなければ、この訴訟も起こされなかったかもしれません。Oracleとしては、GooglePlayで多額の利益を得ているandroidにやりすぎと思っていたのかもしれません。。

 

Androidって結局何がすごい?Googleはなぜオープンソース化したのか】

http://hikakaku.com/blog/android%E3%81%A3%E3%81%A6%E7%B5%90%E5%B1%80%E4%BD%95%E3%81%8C%E3%81%99%E3%81%94%E3%81%84%EF%BC%9Fgoogle%E3%81%AF%E3%81%AA%E3%81%9C%E3%82%AA%E3%83%BC%E3%83%97%E3%83%B3%E3%82%BD%E3%83%BC%E3%82%B9%E5%8C%96%E3%81%97%E3%81%9F%E3%81%AE%E3%81%8B/

 

話しは少し変わるのですが、APIといえばWebAPIを各社(Amazon楽天など)公開していて、自分のサイトに商品情報を表示させることが可能です。で、私が最近気になったWebAPIを2つ紹介します。

まず、1個目は国勢調査などの政府統計データが取得できるe-statです。Webページからも調査結果は確認できるのですが、必用な調査データのみ自分のサイトで取得したい場合などに有用かと。行政法人が運営しているものなので、無料で使用できます。

 

政府統計の総合窓口(e-Stat)−API機能】

http://www.e-stat.go.jp/api/

 

2個目はOpenweathermapというAPIで、世界各地の天気を取得できます。こちらも無料で使用できます。

 

【Openweathermap】

https://ja.m.wikipedia.org/wiki/Openweathermap