最近気づいたのですが、Oracle Master12c Silverの黒本がamazonで発売されていたので紹介します。
オラクルマスター教科書 Silver Oracle Database 12c
- 作者: 株式会社システム・テクノロジー・アイ林優子,代田佳子
- 出版社/メーカー: 翔泳社
- 発売日: 2016/03/11
- メディア: 単行本(ソフトカバー)
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黒本とはOracleなどのベンダー資格で使う参考書(表紙が黒いので黒本)なのですが、Oracle12cの場合は製品が発表されて数年後にSilverの参考書が出た形になります(Oracle Masterの資格は大抵製品発表からかなり遅くなりますが)。私は11gのSilverは昔にとりましたが、せっかくなので12cの勉強もしてみたいと考えています。
そして、Oracle12cで私が気になった新機能を2点紹介したいと思います。
1点目はマルチテナント機能で、複数のDBを一元的に管理できます。
【Oracle Database 12c マルチテナントの魅力】
一つのサーバ内に複数のDBを作成するケースがあると思うのですが、マルチテナント機能では複数DBを一元管理し個別のDBのインポートや切り離しを容易とする機能です。
そして、もう一点がインメモリ機能になります。
【オラクルのインメモリを3つのポイントから理解する】
http://www.oracle.com/technetwork/jp/database/articles/pickup/database-in-memory-2283690-ja.html
メモリにデータ展開するとディスク読み込みに比べ性能が良くなるので積極的に試してみたいですね。こちらは一部のテーブルのみに適用も行うことができるので、設定を変えつつ性能をテストできます。適用範囲を狭めれば、メモリ容量もインメモリ専用のDBよりは少なくおさえることができます。