今やオープンソースのエンタープライズ利用は珍しくなくなり、基幹システムのサーバも普通にLinuxが採用されるようになりました。今後もオープンソースの利用自体は広がると思いますが、提供側と利用側を考える際に以下の記事が参考になります。
【レッドハットCEOに聞く、ビジネスでもオープンソースが伸びる理由】
http://diamond.jp/articles/-/82332?display=b
昨今はクラウド化の波で事業者のサービスを利用することで、自社でシステムをもたないことも多くなるかと思います。ただ、基幹システムなどはまだクラウド利用するのはためらわれますので、自社システムを構築する場合はオープンソースの利用も選択肢に入れて検討してみるのもよいかと。
利用側にとってみればオープンソースはライセンスフリーですので、安価にシステム開発することが可能です。ただ、オープンソースにもできることは限界があるので、ある程度の規模のシステムを構築する場合はサービス業者を交えて検討することも必要となります。
提供者側にとってみればライセンス料はなくなりますが、より多くのユーザに使用される可能性があるので、レッドハットのようなサービス機会は増えると思います。また、ソースコードを公開することで様々なユーザからのフィードバックも期待できます。